PBX機能を全てクラウド上に持ち、すべての端末はクラウド経由で通話を行います。このモデルは初期費用を抑えられ、月額費用もお手頃なサービスが多いです。一方、外線番号の扱いには制約があり、既存の代表番号がそのまま使えないサービスも多いのが現実です。​一般的には050番号を使ったサービスが主流になっています。

PBX機能を全てローカルネットワーク上に持ち、すべての端末はオンプレミスのPBX経由で通話を行います。このモデルは買い切りで、月額費用が発生しない（保守費や付加サービスを除く）ものが多く、外線番号は既存の会社の代表番号をそのまま使えるというメリットがあるものが多いです。一方外出先からの利用は、社内のネットワーク内でNAT設定やファイアーウォール等の設定を実施する必要があります。

PBX機能を全てローカルネットワーク上に持ち、すべての端末は内線のみの通話になります。閉じられた環境下での利用となりますので、ホテルや病院など特殊な施設で利用されている実績があります。なお、スマホ着信には通常のインターネット経由のPUSH着信が利用できないため、注意が必要になります。（現状はAndroidの一部の端末でサポートしています。）

オンプレミスのPBXの特徴と、クラウドPBXの特徴の２つの兼ね備えたモデルになります。コスト的には、両方のモデルを合計したコストが発生しますが、災害時などに強く、公衆電話網やインターネットが利用できない場合でも社内ネットワーク内では通話を確保できるため、BCP対策として期待されています。

[C]の閉域オンプレミスのPBXにStarlinkなどの衛星インターネット接続を使ってBCP対策に活用できます。　現在(2024.2月現在)のサービス仕様ではStarlinkは使用していないときは月額料金はかかりません。アンテナの初期費用だけはかかりますが、万一のときにアンテナの使用を開始することができれば、BCP対策として安価で導入できるシステムとなります。

会社の共有連絡先や、部署ごとに共有する連絡先をクラウド上に持ち、通話イベントごとに電話番号から、名前、会社名などの連絡先情報を自動検索して各端末に表示するサービスです。共有する連絡先データはWEBからCSVファイルなどで簡単にインポート可能です。AGEphoneCloudと組み合わせて使うことができ、着信時に相手の名前をPUSH通知などで受け取れることができます。

AGEphone Cloudにプラスで便利な受付電話アプリ。必要なのはiPadとこのアプリだけ。クラウドPBXと連携することで外出中のAGEphone Cloudから来客応答が可能です。

勤怠管理にも使えるクラウド連携型打刻アプリ。SLACKやGoogle Spreadsheetなどにも標準対応し、打刻を契機にCloud連携します。PUSH通知などで設定しておいたスマホにも配信可能。またAGEphoneとの連携機能ともあるため、打刻された項目をタップするだけで内線呼び出しができます。

通知機能を持たないIP-PBXやSIPサーバに通知機能をもたせるサービスです。IP-PBXやSIPサーバに、代理のREGISTERを行い、通話イベントの中継を行います。これによりスマホなどで着信を受けるために必要なPUSHでの着信が、IP-PBXなどの改修を行うことなく対応することができます。　なお、通話に関するパケットは取り扱わずトランスコーディングを行わないため、通話品質を劣化させずに導入いただけます。