SIPプロキシ層
- すべてのSIPメッセージを透過的に中継
- Via/Max-ForwardsのみをRFC準拠で処理
- SDPのc=/m=行のみ書き換え
- 認証処理はPBXに完全委譲
- SIP層は原則ステートレスプロキシなので拡張されたSIPヘッダも透過
通話録音サービス
既存のPBXはそのまま。録音機能だけを“後付け”できる新提案です。
+割込録音サービスは、Asteriskなど既存のIP-PBXとSIPクライアントの“あいだ”に透過的に割り込み、すべての通話を自動録音するサービスです。
PBX側の設定変更は一切不要。RTP暗号化通話も高品質で録音できます。
IP-PBXにプラスで便利
+割込録音サービスは、SIPシグナリングをそのまま透過的に中継する“ステートレスSIPプロキシ”として動作します。PBXもクライアントも設定変更不要で、経路に挟むだけで利用開始できます。
すべてのSIPメッセージ(From/To/Call-IDなど)は変更せず、SDPのメディア情報(IP/Port)のみ書き換えて録音を実現。既存システムへの影響を最小限に抑え、安全性と安定性を両立します。
セキュア通話の録音を実現
SRTP暗号化通話は一般的に録音が難しく、PBX側の大幅な改修が必要でした。
+割込録音サービスは、SDPの a=crypto 情報から暗号鍵を安全に解析し、SRTPを復号して録音する仕組みを採用(SDES方式)。音声はConference Bridge方式で双方向ミキシングされ、高品質WAVで保存されます。
暗号化通話を含むあらゆる通話を、既存環境のまま録音できるため、金融、医療、行政など高セキュリティ要件の現場でも安心して導入できます。
Technology
+割込録音サービスは、RFC 3261準拠の完全ステートレスSIPプロキシと、Call-IDベースのメディアエンジンの2層構造で設計されています。
Architecture
録音対象の通話は、RTPのみプロキシ経由で処理されます。そのため負荷が低く、PBXの性能に影響を与えません。
Use Case
全通話録音による品質向上とトラブル対策に最適。オペレーター教育にも有効です。
重要通話の記録やコンプライアンス対応に。特定の内線番号だけ録音するなど細やかな条件設定も可能。
自社PBXの付加価値向上に。録音機能を後付けで提供することで差別化が可能。
SRTP暗号化通話の録音に対応。金融、医療、自治体など高度な要件にも応えます。
Advantage
ステートレス構造のため、ヘッダーやFrom/Toから柔軟に制御できます。特定条件での選択的録音が可能。
ステートレスプロキシのため、ロードバランサを挟み台数増強が容易。大規模環境にも対応可能。
UDP/TCP/TLSが混在する環境でも動作。Mixed Transport Supportにより柔軟な構成が可能。
Plan
サービスは同時録音数(同時セッション数)に応じた月額プランを提供。負荷はConference Bridge方式で効率化されており、通話数が増えても安定した録音品質を維持します。
| プラン | 同時録音数 |
|---|---|
| SMALL | 最大3ch |
| STANDARD | 最大10ch |
| LARGE | 最大20ch |
| XLARGE | 要相談 |
1PBXごとに契約可能。将来的には複数PBXを1契約で扱えるマルチテナント版も開発予定です。
FAQ
いいえ、PBX側の設定変更は一切不要です。クライアントの接続先を+割込録音サーバーに変更するだけで導入できます。
現在はAsterisk PBX(SIP/UDP, TCP, TLS)に対応しています。その他のPBX製品については個別にお問い合わせください。
標準WAV形式(8kHz, 16bit PCM, モノラル)で保存されます。双方向の音声がミキシングされた状態で録音されます。
はい、SRTP(RFC 3711)で暗号化された通話も正しく録音できます。SDPのa=crypto情報から鍵を解析し、復号化して録音します。
環境により異なりますが、最短で1営業日程度で導入可能です。クラウド環境の場合はさらに迅速に対応できます。
はい、クラウド環境とオンプレミス環境の両方に対応しています。お客様の環境に合わせて最適な構成をご提案します。
プランにより異なります。標準では30日間、オプションで長期保存も可能です。法的要件に応じた保存期間の設定をサポートします。